歌う時の正しい姿勢とは?【作り方と3つのメリット解説】

歌うときの正しい姿勢ってどんなものだろう?

今回はこんなお悩みにお答えします。

本記事の内容

  1. 歌う時の正しい姿勢を知る
  2. 歌う時の正しい姿勢の作り方【3ステップ】
  3. 正しい姿勢を維持する3つのメリット

本記事の執筆者

いきなりですが歌うときの姿勢を調べたあなたは本当に偉いです。素晴らしいです。

なぜなら私は大学3年生まで「歌うときの正しい姿勢なんて何でもいい。」と思ってないがしろにしていたからです。

はっきり言って何でもよくないです。

それを証明すべく今回は解剖学の知識と私の実体験から得た知識から歌うときの正しい姿勢とその作り方、正しい姿勢を維持するメリットも解説します。

姿勢は歌を歌う前の最初の一歩です。呼吸やテクニックの前にチェックすべき最重要ポイントですのでどうぞ最後までご覧ください。

それでは行ってみましょう! エンジョーイシンギング!

参考文献

本記事はこちらの本の内容を参考にしています。

腹式呼吸のやり方、共鳴、姿勢など歌に関係する体の使い方が網羅的に解説されています。

プロを目指す方は絶対に持っておいて損はありませんから是非お手に取ってみてください!

※本記事の内容には個人差がございます。本記事の内容を行なった際痛みを感じた場合すぐに中止してください。

怪我をされた場合当ブログは一切の責任を負いません。また、関節に異常のある方、その他症状のある方は行わないでください。

目次

歌うときの正しい姿勢を知る

歌うときの正しい姿勢骨格の画像

正しい姿勢とは上図の通り

耳、肩、太もも、膝、くるぶしが一直線で並んだ姿勢が正しい姿勢になります。

そして今回着目しているのは骨です。各部位の骨の構造を理解することで筋肉に入っていた余計な力を抜いて楽に立つことができます。

楽に立つことができれば呼吸に意識を集中させることができ、良い歌が歌えます。

ではどのようにしてこの姿勢を作るのか?次で詳しく解説していきます!

歌う時の正しい姿勢の作り方

正しい姿勢の作り方を以下の順番で各部位のポイントを一つずつ3D解剖図を使って解説していきます。

足 → 膝 → 太もも → 腰 → 肩 → 首

実際にご自分の体に触ったり動かしたりすることでより理解が深まりますので是非やってみてください!

お急ぎの方は動画で一気にどうぞ。

動画で解説

見終わった方はサイドバーの目次から『正しい姿勢を維持する3つのメリット』へ飛んでください→

足の裏骨格画像

手順

  1. 肩幅より少し狭めに足を開いて立つ
  2. 親指と小指の付け根にある中足骨と踵骨(かかと)の3点に体重を乗せる
  3. 足首を動かして体重がうまく分散する場所を見つける

指の付け根は足の指全部を上にそらしてみると見つけやすいです

膝の骨格画像

手順

  1. 膝のお皿の数cm下に関節があることをイメージする
  2. 膝関節を真っ直ぐにしてちょうどいいバランスの場所を見つける

真っ直ぐにするとはいえ膝に力を入れて張らないでください

太もも

前から見た腰の骨格画像

手順

  1. 太ももの両サイドにある大転子を見つける
  2. 大転子から斜め45°上で骨盤に繋がっていることをイメージする
  3. 左右に揺れてみてちょうど良いバランスの場所を見つける

骨盤と大腿骨はボールジョイントのようにつながっています

横から見た見た腰の骨格画像

手順

  1. おへその真裏の腰椎を見つける
  2. 骨盤だけを前後に曲げてみる
  3. 骨盤をやや後ろに曲げた状態でキープする

腰に痛みを感じた場合はすぐに中止してください

前から見た肩から上の骨格画像

手順

  1. 鎖骨、肩甲骨、上腕骨を見つける
  2. 大転子の直線上に上腕骨が来るように肩の位置を整える
  3. 鎖骨と肩甲骨がその下の肋骨に覆い被さっているようにイメージする

いつもより気持ち胸を張ってみましょう

横から見た肩から上の骨格画像

手順

  1. 耳と肩が一直線に並ぶ位置に頭を持って来る
  2. アゴを引いて頸椎と頭蓋骨の接続部分が両耳の間の数cm下にあることをイメージする
  3. 一番楽に頭のバランスが取れる場所を見つける

首の力を抜くには頸椎と頭蓋骨の接続部分を意識しましょう

上手くできましたでしょうか?それでは復習!

復習

歌うときの正しい姿勢骨格の画像

耳、肩、太もも、膝、くるぶしが一直線になるように立ってみてください。壁を使って、背中、お尻、かかとが壁に触れるくらいの位置に立ってみても構いません。

いかがでしょうか?

これが歌うときの正しい姿勢になります。

まだ少し無理をしている箇所がある場合や、楽にならない場合は見返してやってみてくださいね。

正しい姿勢を維持する3つのメリット

正しい姿勢を維持する3つのメリット画像

正しい姿勢を維持する最大のメリットは歌が上手くなることですが、歌に関係するそのほかのメリットを3つご紹介します。

全て私の実体験ですのでぜひご覧ください!

①見栄えが良くなる

姿勢がいいと見栄えが良くなり自信があるように見えます。

下世話な話他人からよく思われたいのは誰しも同じですよね。それなら姿勢を良くしておいて損はないですし、それで歌も上手くなるなら一石二鳥ではありませんか?

たとえ今は自信がなかったとしても先に体を作ってしまえば後から心がついてくることもありますので常に姿勢を正しておくのは大事です。

それがステージ上だったとしても好印象を持ってもらえるのでぜひ試してみてください。

あと、モテる(かも)です笑

②健康になる

姿勢が良くなると呼吸が安定したり、血流がよくなったりして健康になります。

前項のように骨の構造を理解してしまえば肩や首がこったりしません。運動していても怪我をほとんどしなくなります。

なので肉体的なストレスが軽減されて快適です。

そして健康であればたくさん練習できますし、いきなり歌の仕事が入っても対応できますね。

周りの人にいつも元気な姿を見せていれば「あいつならやってくれる」という信頼に繋がり、仕事をふってもらい易くもなります。

健康であることは当たり前という意識を持ちましょう。

③歌に対する意識が変わる

冒頭でも言った通り、大学3年生までの私は歌うときの姿勢なんてなんでもいいと思っていました。姿勢が悪くても歌は変わらないだろうと思っていたからですね。

しかし当時の歌の先生が何度も姿勢を正すように言うので、渋々(失礼)姿勢を良くする努力をしました。

正しい姿勢で歌ってみるとやっぱり前に比べて上手くなっているんですね。

そこから歌うことが楽しくなり、徐々に歌に真剣に向き合おうという気持ちが芽生えました。

その時の行動

  • ボイトレを毎日欠かさずやったり
  • テクニックの練習を細かくやったり
  • 呼吸法を見直したり

歌が自分にとってとても重要なものへ変化しました。

あなたも姿勢なんて、と思わずにぜひ正しい姿勢で歌ってみてください。

まとめ:姿勢ってマジ大事

姿勢を崩して歌った方が楽な場合やかっこいいとか、ロックだと思うかもしれません。けれども正しい姿勢で歌い続けた方が確実に歌は上手くなります。

なので姿勢を正すという基本中の基本をしっかり行って歌の上達に役立ててほしいと思います。

姿勢を正して元気よく歌いましょう!

本記事の要約

歌うときの正しい姿勢を知る

耳、肩、太もも、膝、くるぶしが一直線で並んだ姿勢が正しい姿勢

歌うときの正しい姿勢の作り方

①足:体重が上手く分散する足裏3点を意識する

②膝:真っ直ぐにしていいバランスの場所を見つける

③太もも:大転子から斜め45°上で骨盤とつながっていることを意識

④腰:おへその真裏に腰椎。骨盤はやや後ろに曲げてキープする

⑤肩:鎖骨と肩甲骨が肋骨に覆いかぶさっているようなイメージを持つ

⑥首:頸椎と頭蓋骨の接続部分が両耳の間の数cm下にあることをイメージする

正しい姿勢を維持する3つのメリット

①見栄えが良くなる

②健康になる

③歌に対する意識が変わる

最後までご覧いただきありがとうございました。

それではまたお会いしましょう。エンジョーイシンギング!

参考文献

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この記事を書いた人

昭和音楽大学卒業→歌唱指導経験3年→メジャーアーティストのコーラスに参加→現役シンガーソングライター。10年以上歌を研究。その成果をプロを目指す方々へ発信中。

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